インターンシップ

メディカル・イノベーションコース 大学院3年 H.I

受入企業・組織の名称:ファイザー株式会社
インターンシップ期間:H28年8月22日〜H28年8月26日(5日間)

本インターンシッププログラムでの気づき

 今回のインターンシップは、就職活動の学生と一緒であった。彼らにとってアピールの場所であると思い、自らが先頭に立って引っ張るのではなく主導権は彼らにとってもらい足りない点をうまく補助をできればと思い行動したが、少し受け身になり過ぎてしまった感もあり、自分の経験や、意見を積極的に発言できなかったことが反省点である。また、グループがワークショップごとに少しずつ変わるため、10歳ほど年齢の離れた学生たちのキャラクター等を掴めず、コミュニケーションがうまく取れなかった。今回の経験を通じて感じたことは、企業は有限であるお金、時間、人材を有効に使うことで最大限の利益をあげようと常に努力しており、それに対してアカデミアの世界では、その努力が多少欠けているように感じた。限られた「資源」を有効利用し、結果を出すシステムを企業から学んでいく必要があると感じた。

将来の夢、志

 今回のインターンシップを経験するまでは、臨床医として働くか、学生時代より続けてきた基礎研究の分野で仕事をしていくかの二択しかないと思っていたが、製薬開発やその開発を管理する行政の世界でも医師という資格を社会で役に立てることがあるのを知ることができた。特に行政の分野で製薬開発をしっかりと管理することは、広く社会に貢献できることであり、そのような場で働くことも含め、今後は視野を広く持って取り組んでいきたい。

今後成長させるべき能力

 年齢や立場など背景が違う人たちと短時間でコミュニケーションをとり、仕事をしていく難しさを経験した。製薬企業の方々は、短時間の間にどのような人間かを判断する能力に長けていたように感じた。このような能力を成長させていきたいと思う。また、読む、書くだけではなく、聴く、話すといったトータルの英語能力を伸ばす必要があると感じた。英語での交渉には、リスニング力もスピーキング力もかなりのレベルで要求されるため伸ばしていきたい。

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