インターンシップ

メディカル・イノベーションコース 大学院4年 H.U

受入企業・組織の名称:小太郎漢方製薬株式会社
インターンシップ期間:H29年8月3日、4日、24日(3日間)

本インターンシッププログラムでの気づき

 初日の研修では特に他の医薬品にはないような品質管理面での特色について勉強することができ、よい経験をさせていただくことができました。 2日目の研修では研究所で実際に生薬の品質管理(成分の確認)や煎じ薬の抽出について実習をしました。
 また、現在の大学院での研究テーマについて発表させていただきましたが、まだ実験の途中段階という状況での発表でしたが、研修先のみなさまよりご質問・ご意見いただいたことで、今後の研究へのモチベーションになりました。大変感謝いたします。また一緒に研修させていただいた同学の先生の研究テーマは代謝内科領域の研究であったため、耳鼻咽喉科診療に日常携わっている身としては大変新鮮で、新しい知見に触れることができうれしかったです。3日目の研修では生産課では原料生薬の管理、生薬の調合工程、抽出〜簡素工程の視察、製剤課では実際にクリーンルームへ入らせていただき、打錠、検錠、カプセル充填の工程、包装課では分包の充填、ボトル充填、箱詰め等の工程を見学させていただくことができました。
 今回3日間の研修を通して、行政と企業が連携して厳重に点検・管理をした上で、医薬品が安心して患者さんの手にわたることができるということを目の当たりにしました。これまで医薬品がどのように製造されているかについては実際に見たことがなかったので、大変貴重な経験をすることができました。

将来の夢、志

 日常診療をしている中で、もっと治療効果が高い薬はないだろうか、もっと副作用が少ない薬や副作用の軽減のための薬はないだろうか、費用面での負担が少ない薬はないだろうか、などなど、処方薬について疑問に思うことは多々あります。そういった日常診療の疑問を基礎研究や臨床研究で解決できるような、臨床と研究の橋渡しをするような医師になりたいと思います。

今後成長させるべき能力

 積極性・自分の興味をもったことにもっとチャレンジ精神をもって取り組みたいです。

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