インターンシップ

メディカル・イノベーションコース 大学院2年 H.Y

受入企業・組織の名称:グラクソ・スミスクライン株式会社
インターンシップ期間:H27年9月7日 〜 H27年9月18日 (10日間)

本インターンシッププログラムでの気づき

 まず、製薬会社で研究、実験もしているという自分のイメージとは全く異なり、実際働いている方がすべてデスクワークであったことに驚きました。自分が思っていたような研究は現在、すべて海外で行われているのだと知りました。そして、医薬品開発の流れを学んでいく上で、1つの医薬品の開発には、前臨床、臨床、モニター、監査、製剤、安全性、解析、プロジェクトマネジメントなどたくさんの部署が関わっていて、さらにその部署の中でも、一人一人の仕事が細分化されているということを学びました。また、社員の方々の「何のためにこの医薬品の開発をしているのか」という目的意識がとても明確であったということが印象的で、自分は目の前の実験データを出すことばかりになっていたことに気づき、今一度、何のために今の研究をしているのかを考える良い機会となりました。また、今までは問題意識を持ってはいても、それを解決する試みをしていなかったので、今回学んだプロセスを実践してみたいと思いました。

将来の夢、志

 まだまだ、アカデミアは産・官に比べて、医薬品開発に貢献できていないと感じます。私は、現在行っている糖尿病性腎症の研究で、アカデミア発信の医薬品開発に貢献したいと思います。

今後成長させるべき能力

 英語でのコミュニケーション能力はまだまだ努力を要するところだと感じました。翌月から、外国の方が研究室にくるので、その環境を活かし、積極的にコミュニケーションをはかり、スキルアップしていきたいと思います。
 また、自分の意見を相手に簡潔に・正確に伝えるということも、今回学んだことを活かして、意識していきたいと思います。

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