インターンシップ

メディカル・イノベーションコース 大学院3年 Y.A

受入企業・組織の名称:富山化学工業株式会社
インターンシップ期間:H27年8月17日 〜 H27年8月28日 (10日間)

本インターンシッププログラムでの気づき

 今回のインターンシップでは研究所内の職員の方々が時間を割いてプログラムに取り組んでいただいた。研究所内の職員の方々からしたら、実勤務医と直に接する機会はほとんどないため、様々な質問を受けた。そこまで自分は人見知りではないと自負しているため、自分も話しかけられることにはたいして抵抗はなかった。ただ、専門性が細かくなると質問に答えきれない内容もあった。自分の知識のむらがあることによく気が付くきっかけとなった。今までプレゼンテーションを行う機会としては、学会発表での長くて7分程度であり、今回のような45分という長時間のプレゼンテーションをさせて頂く経験は、とても自分にためになる経験だと自覚した。のちのち、プレゼンテーションの説明の仕方がわかりやすかったと感想を言っていただいたが、後でプレゼンテーションのスライドを見直していると、少々専門用語が散見されており、理解が困難となる部分もあったのではないかと、みんなにわかりやすいスライド作りというのが今後の課題かと考えた。

将来の夢、志

 イノベーションとして、最先端の知識や技術、工夫、方法などを習得する必要性があるが、医師だけで開発していくことが困難かと考えられる。今回のインターンシップは研究者と一緒な空間で業務をすることで、我々と研究者との思いや持ち合わせる技術を共有することができた。自分の欲する技術や方法などを、医師以外の研究者だけでなく、一般の人々にプレゼンテーションをすることで、新たな知識や工夫を入手することがより容易になるのではないかと考えた。社会で活躍するために、自分が何をしているのか、何をしたいのかを色々な人に発信していこうと感じた。

今後成長させるべき能力

 コミュニケーションの枠を医師間だけから発展させていくために、誰にでもわかりやすいプレゼンテーションが必要と考えた。また、知識のむらがあり、一般の人々が疑問に思っている事柄を説明しきれない部分があった。専門としている整形外科に関する事項は、浅い知識があってはならないと考えられ、幅広い知識は勿論のこと、ある程度深い知識が必要と考えた。実験や研究で行う過程で、疑問に思ったことはすぐに記録、解決できることは早めに解決し、記録をする。一人だけでなく早めに相談しディスカッションすることで、疑問点や解決方法などを共有し、今後の発展につなげていく。

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