インターンシップ

メディカル・イノベーションコース 大学院2年 A.N

受入企業・組織の名称:富山化学工業株式会社
インターンシップ期間:H28年10月17日〜H28年10月21日(5日間)

本インターンシッププログラムでの気づき

 初期研修医時代に病院へ朝早く習慣が身に付き、いつの間にか誰よりも早く職場につき患者さんを診察するようになっていた。アビガンを開発した古田先生は誰よりも早く職場に来られて仕事をされていた。その光景を目の当たりにしたことで、改めてこの習慣は継続することを強く思い、今後は研究や英語の勉強に充てる。指導医の助言も非常に大事であるが、それに甘えてこれまでは自身で考えることがなかったと言える。これでは成長できないとインターンシップで痛感し、1週間に1テーマ兎に角考えてみることにする。考え続けることで、考えることに慣れていければ、自分の強みになると思う。さらに、今自分が行っている研究・実験をもっと好きになることが決定的に足りない点である。富山化学工業の研究員のみなさんからは、熱意を感じ、熱意が伝搬した。ある指導医の先生から「患者が自分のことを知っている以上に、あなたが患者のことを知りなさい」と言われたことを思い出し、その研究では誰よりも知っているという自負を持てるよう頑張っていきたい。

将来の夢、志

 自分は臨床医なので、目の前の患者さんに対して自分のできる限りことを行う、それが前提である。その上で患者さんから見出した疑問点やニーズを元に臨床試験や基礎研究に繋げる。さらにその研究で生まれた成果が患者さんにとって有益なものになれば社会に少しでも貢献できたことに繋がると思われる。成果は出ずとも、その気概で取り組むことが重要である。

今後成長させるべき能力

 自分の考えや思いを知識のないひとに、わかりやすく丁寧に伝えていくことを伸ばしていきたい。

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