コース紹介

「メディカル・イノベーションコース」の内容

1)学士課程(医学類):

 すでに運用されている医学類の「メディカルリサーチトレーニング(MRT)プログラム」の参加者をもってメディカル・イノベーションコースに所属する医学類学生とみなします。その目的は,学士課程から研究に対する興味と,英語力を中心としたグローバルな能力を身につけてもらうことにより,卒業後に大学に残って研究者を目指す人を増やすことです。本事業のプログラムマネージメント室の専任教員がMRTプログラムの英語コミュニケーションゼミを担当するほか,大学院のメディカル・イノベーションプログラムの特別講義をMRTプログラムのリサーチゼミの一部として開放します。事業予算により,MRTプログラム参加者には在学中にMRTの国内リトリートや学会・研修への旅費の補助などの特典があります。なお,MRTプログラム参加者の配属される研究室は必ずしもイノベーション・コア講座である必要はなく,卒業後に金沢大学附属病院で初期臨床研修を受けたり,コースの大学院に入学することは期待されても義務ではありません。プログラムの詳細および登録方法については,MRTプログラム案内をごらんください。

2)卒後臨床研修:

 金沢大学附属病院の初期臨床研修プログラムのうち,「専門プログラム」を選び,イノベーション・コア講座での指導を受けている研修医をもって,メディカル・イノベーションコースに所属する研修医(コース研修医)と見なします。コース研修医には,研修1年目(金沢大学附属病院初期臨床プログラムⅠに所属のみ)又は2年目からコア講座の大学院に入学してメディカル・イノベーションコースに登録することが推奨されます。しかしコース研修医のコース大学院への入学は義務ではなく,またコース研修医以外でもコース大学院に入学することは可能です。

3)大学院医学博士課程:

 金沢大学大学院医薬保健学総合研究科医学博士課程において医療革新に実績のある「イノベーション・コア講座」による研究指導を受けて学位論文を提出するとともに,大学院修了に必要な30単位以上を修得し,かつその中に必修科目として含まれる「メディカル・イノベーションプログラム」の講義や演習,国内外の研修(インターンシップ)を修得します。研究とプログラム受講のため,社会人学生(14条特例適用者)ではないことを原則としますが,次の1−3をすべて満たせれば可とします。

  • 附属病院や大学近隣の病院で勤務
  • 水曜日と木曜日の午後の講義に参加可能(水曜日また木曜日の週1回しか時間が取れない場合も可としますが2年以内に全講義を受けることを条件とします。また,附属病院以外で勤務している場合は各病院からの許可証が必要です。)
  • 休学していないこと
    なお,医学部卒業であることは条件としません。コース大学院生はe-learningを利用できますが,e-learningのみで単位を取ることはできません。詳細はマネージメント室にご相談ください。コース2年目の終わりに,プログラムの修得状況やイノベーション・コア講座における研究進捗状況を審査します。コース修了時には通常の大学院修了要件に基づく博士(医学)の学位とともに,メディカル・イノベーションコース修了証が授与されます。

4)社会人インテンシブコース:(平成27年度開講)

 大学院医薬保健学総合研究科医学博士課程の科目等履修生として入学し,メディカル・イノベーションプログラムの講義を受講するコースです。
 科目等履修生とは,社会人等に対して大学教育を受ける機会を提供し,その成果を適切に評価しようという意図のもとに設けられた制度です。
 講義は授業への参加を原則としますが,授業参加とe-learningの併用も可能とすることで社会人の方々の受講に配慮しています。合格と認められた場合は医学博士課程の正規の単位が認定されます。また,コース修了者には社会人インテンシブコース修了証が授与されます。入学,講義の受講等についての詳細は,プログラムマネージメント室にお問い合わせください。

イノベーション・コア講座(平成29年度)

脳神経医学河﨑 洋志
分子神経科学・統合生理学三枝 理博
神経発生学佐藤 純
精神行動科学三邉 義雄
再生分子医学横田 崇
分子生体応答学向田 直史
腫瘍動態学松本 邦夫
腫瘍内科学矢野 聖二
血管分子生物学山本 靖彦
循環器病態内科学山岸 正和
臨床開発システム構築学村山 敏典
臨床薬理動態学崔 吉道
代謝生理学井上 啓
消化器内科学金子 周一
内分泌・代謝内科学篁 俊成
腎臓内科学和田 隆志
血液内科学中尾 眞二
核医学絹谷 清剛
整形外科学土屋 弘行
眼科学杉山 和久
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学吉崎 智一
脳・脊髄機能制御学中田 光俊

計22講座

医学博士課程メディカル・イノベーションコースに4月から登録できる人の例

  • 医学部(医学類)卒業あるいは他学部修士課程以上修了後,初期研修なしにイノベーション・コア講座の大学院に入学する人
  • 医学部(医学類)卒業後,大学病院[卒後臨床研修]のイノベーション・コア講座において,金沢大学附属病院初期臨床プログラムⅠについては,1年次からの大学院進学が可能です。プログラムⅢ〜Ⅶについては,2年次からの大学院進学が可能です。
  • 医学部(医学類)卒業後,大学病院または学外病院において初期研修を行い,研修修了後にイノベーション・コア講座の大学院に入学する人
  • 前年度の春または秋にイノベーション・コア講座の大学院に入学して研究指導を受けている人(この場合,3年〜3年半でコースを修了することになります)

メディカル・イノベーションプログラムの内容(平成26年4月から開講しています。)

  • メディカル・イノベーションセミナー(15回×1ターム2単位必修)
  • レギュラトリーサイエンスセミナー(15回×1ターム2単位必修)
  • 実践英語(15回×2ターム4単位,うち1ターム2単位必修)
  • メディカル・イノベーション演習(2単位必修)
  • インターンシップ(国内外で3週間以上の研修,2単位必修)

 以上のプログラムで計10単位になりますが,これらの単位のうち,1)と2)は大学院修了に必要な30単位以上のうち「専攻共通科目」12単位の中に含まれ,3)は「所属専攻以外が開設する科目」2単位の中に含まれ,4)と5)は「研究分野開設科目」12単位の中に含まれるので,このプログラムの必修10単位の他に各科目区分から計20単位以上を修得して,通常の修了単位と同じ30単位以上とします。これらは4年間の修学中のいずれの時期に受講することも可能です。

メディカル・イノベーションコース大学院生への特典(予定)

※本事業は文部科学省の選定により5年間の補助金により行われています。平成30年3月をもって支援終了ため、下記特典は、平成29年度末までとなっております。

  • 修学期間中の学会や研修のための旅費(海外を含む)のサポート。
  • 海外を含む教育研究機関,規制当局,企業等への研修(インターンシップ)の斡旋と費用のサポート。
  • 修了時に学位とともにメディカル・イノベーションコース修了証の授与。

修了証について

メディカル・イノベーションコースカリキュラム修了時に運営委員会にて修了認定を行う。論文提出し、博士(医学)となった時点で正式に修了証を授与。

登録方法

 原則として大学院入学願書とともに,本冊子の末尾に様式を示すメディカル・イノベーションコース申請書(指導を受けるコア講座主任の同意が必要)を学務係に提出してもらえば,通常の大学院入学試験による選考およびメディカル・イノベーションコース運営委員会の審査を経て,入学と同時にコースに登録されます。入学試験終了後でも4月の入学までの間に申請書を出せば登録可能です。秋入学者は10月に登録できますが,プログラム授業は翌年4月から受けてください。申請書は本コースのホームページ,プログラムマネージメント室または学務係で入手してください。

インターンシップ受け入れ先企業について

医学博士課程の学生をインターンシップとして短期間受け入れ可能な企業を募集しております。
期間:1週間から2週間
費用:交通費、宿泊費等の必要経費は弊学負担いたしますので、受け入れ企業へのご負担はありません。
詳細等は、お問い合わせ先までご連絡下さい。

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