腫瘍動態学
代表者名
イノベーション的研究の実績
- 生理活性タンパク質HGFの基礎的研究
- 組換えHGFによる難治性疾患治療の基礎研究
- HGF医薬創製を目指す創薬バイオベンチャー起業
- 組換えHGFタンパク質のGMP製造と臨床治験の推進
予定研究テーマ
- 次世代低ペプチド性人工HGF(Met/HGF受容体アゴニスト)創製:
HGFはMet受容体を介して生理活性や薬効を発揮する。最近,Met受容体に選択的に結合し,活性化するペプチドを見出した。このペプチドはHGFと同等Met受容体を活性化する人工HGFである。
- ペプチド性人工HGFによる疾患治療の基礎研究:
医薬候補としてのペプチド性人工HGFを用いた動物モデルでの疾患治療の基礎研究を行う。
- がん転移・薬剤耐性克服のための低分子HGF阻害剤の創製:
がん組織において,HGF-Met受容体系の活性化はがん転移や分子標的薬に対する薬剤耐性獲得につながることから,HGF阻害剤は転移・薬剤耐性克服につながる標的分子である。
HGFに結合阻害する低分子阻害剤(化合物・ペプチド)の創製,HGF阻害剤を用いた制がん作用の研究開発を行う。
国内外の協力機関
- 東京大学大学院理学研究科
- 東北大学大学院医学系研究科