医学系キャリアセミナー(2016年10月)
【Patient-centricityの立場からの創薬へ“今医師が何を行うべきかするべきか”】
アレクシオン ファーマ研究開発本部
ヴァイスプレジデント・研究開発本部長 和田 道彦 先生(医学博士)
2010年の製薬業界における大型販売製品、いわゆる“ブロックバスター”の特許切れの問題と呼応するかのように、欧米を中心に創薬モデルが大きくシフトし始めている。これまでの大型製薬企業一社内での開発完結モデルから、医薬に秀でたアカデミアとの協働によるバイオファーマベンチャーでのパイプラインの育成に、製品化のプロセスがとって代わって来ている。Oncology領域におけるPrecision Medicine、先天性希少疾患における創薬は、同様に、極めてPatient first, Patient centricな立場から奏効率の極めて高い薬剤の開発に繋がっている。このような事例を踏まえ、アカデミア・企業内で、“今医師が何を行うべきかするべきか”と参加者へ考えさせる講義をしていただきました。
※16:30-18:00
金大病院外来診療棟4階 CPDセンターにて
当日の聴講者人数 約100名(大学院生、学類生、病院関係者など)